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ホリック

冬であってほしい。雪がみたい。寒さを感じてそのまま眠りたい。身体が機械であってほしい。生まれたということを書き換えたい。飛行機に乗ってそのまま落ちて死にたい。

今の私の容姿は他人にどう映るのだろう。すべてを諦めることを受け入れる寸前の顔をしていると思う。笑わない。肌は不健康に青白い。ひょろ長い体躯のそいつがひとり舞台の上に立って死の欲動を演奏するわけ。ノイズと環境音、時折挟まれる無駄にメロディアスな旋律を無駄な技量で弾いて、最後は爆音をぶつ切って突き放して終わり。

希死念慮の漏れ出た音がどう思われようとどうでもいいので、面倒なことが起こらなければそれでいいと思っている。